不動産売却には、「仲介」と「売却」の2つの方法がある
仲介?買取?
住み慣れた家や相続した家を売る時に、個人で諸々の手続きを行うのは難しいですよね。不動産業者に任せるのが一般的で、「仲介」と「買取」の2通りの方法があります。仲介は、不動産業者に、購入希望者を探してもらう方法。
買取は、不動産業者が物件の買い手です。売却金額や売却時期、内覧回数など違いが出てくるので、よく検討しましょう。仲介、買取それぞれにメリットやデメリットがあります。自分の希望に合う方を選ぶようにしましょうね。
仲介のメリット
仲介のメリットは、何といっても、多くの場合売却金額が高くなることです。一方デメリットは、広告や内覧が複数回必要になってくること。それでも、高く売って新居の資金にしたいや、急いで売却する必要がない場合は、少しでも高く買い取ってもらえる仲介を選んで、買い手を探してみましょう。
住み替えで売却する場合は、売却が先か購入が先かなども検討が必要です。
買取のメリット
買取のメリットは、すぐに現金化できることです。不動産査定が済めば、あとは手続きを待つのみ。3週間程度で現金化できるので、早くお金が欲しい人におすすめです。その他メリットは、瑕疵(かし)担保責任が発生しない、内覧は査定時のみなどもあります。
一方、売却後のリフォームなどを不動産業者が行うことになるので、その経費などをふまえて、売却金額は下がってしまうことはデメリットです。築年数が長くてなかなか買い手が見つからないような場合は、買取を選ぶのをおすすめします。